BIOSのアップデートとその歴史

 これまでに説明してきたように、BIOSは日々進化していきます。新製品が出たときに、それを利用とすると必然的に新しいバージョンのBIOS が必要になります。そのため、BIOSのアップデートをしなくてはなりません。
マザーボードメーカーは、製品ごとのBIOSアップデートファイルをインターネット上で提供することで、マザーボードが各種デバイスに対応できるようにしています。 しかし、BIOSのアップデートはユーザーが自己責任で行うものであり、たとえ失敗したとしても メーカーに責任を問うことはできません。
その上、これまでのBIOSアップデートは、MS-DOSの知識が不可欠とされたため、とくにWindowsしか使ったことのないユーザーには 手を出しにくい物となっていました。しかし、時代が流れ、OSがIntel X86 プロセッサの初期状態モードをサポートしなくなってきたため、 リアルモードで開発されたMS-DOSが正しく動作しないようになり、BIOSのアップデートもWindows上から行えるように専用のソフトを提供 するメーカーが増えてきました。

MS-DOSでBIOSアップデート


注意 BIOSアップデートは危険な作業です。完全自己責任でお願いします。

MS−DOSのブートディスクを作る

MS−DOSでBIOSをアップデートするにはまず、MS-DOSのブートディスクを作るところから始まります。
今回はWindowsXPでの製作を例としてあげます。
まず、新品のフロッピーディスクをフロッピーディスクドライブに入れます。
そしてFDをフォーマットしますが、
『MS-DOSの起動ディスクを製作する』(図1)
にチェックを入れてフォーマットします。

では、製作したFDの中身を見てみましょう。
隠しファイルやシステムファイルを含めたくさんのファイルが入っています。
ですがBIOS更新には不要なファイルばかりです。
この中でBIOS更新に必要な(リアルモードMS-DOS起動に必要な)ファイルは
『Io.sys』
『Msdos.sys』
『Command.com』
ですので、これ以外のファイルは消してください。
※注意※
ファイルをコピーする時や削除する時に、目的のファイルが表示されない場合、
Windowsの標準設定では、システムに関する重要なファイルは、誤って削除したり簡単に変更が出来ないように、 ファイルを表示しない設定がされています。
この設定を解除するには、
フォルダオプション -> 「表示」タブから次の2点の操作を行ってください。
・ファイルとフォルダの表示 -> 「すべてのファイルとフォルダを表示する」を選択する。
・保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外す。

これでリアルモードMS-DOSディスクの完成です。続きは次のページになります。

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